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日本エンドオブライフケア学会 第6回 学術集会の見どころ④

<実演企画:現地での実演開催>「〇現地開催のみ」ですが資料はWEBで公開します。

実演企画:〇現地開催のみ

 「スキン・エンドオブライフケア」

     岡部美穂 在宅創傷スキンケアステーション

岡部氏は在宅看護(訪問看護)に長く従事されていましたが、皮膚・排泄ケア認定看護師としての実績をいかし、現在、起業をされています。人は誕生時には産湯に浸かり、手を洗ったり、お風呂に入ったり、クリームを塗ったり、そして亡くなったときには湯灌を含むエンゼルケアまで、一生涯に渡ってスキンケアを必要とします。エンドオブライフにおけるスキンケアについて実演を示して皆様に伝授していただきます。

 

実演企画:〇現地開催のみ

     「口腔・エンドオブライフケア」

       久保田チエコ 埼玉県立大学

口から食べられる、食べられないにかかわらず、口腔ケアは必須のケアです。洗面所で自分では歯磨きができなくなった終焉の時期に入った方への口腔ケアは難しいですが、歯ブラシやスポンジブラシ等の使い方等の技術を自ら作成されたビデオ提示とともに、実演を示して皆様に伝授していただきます。

 

実演企画:現地開催のみ

「認知症の人の痛みのアセスメント」

      高井ゆかり 群馬県立県民健康科学大学

認知症になるとうまく言葉で痛みを訴えることが難しい場合があり、周囲の人が痛みの反応を的確に捉え、緩和ケアにつなげることが必要です。認知症の人の痛みの特徴、痛みの観察法など多数の研究業績をもとに実例を示して皆様に伝授していただきます。認知症の人の痛みの程度を評価するための尺度を用いて、参加者と痛みのアセスメントをする予定とのことです。

 

実演企画:〇現地開催のみ

     「リラクセーション法の体験」

       柳奈津子 群馬大学大学院保健学研究科

柳氏は群馬大学医学部附属病院でリラクセーション外来を実践している大学教員です。エンドオブライフケアを受ける人も行う人も緊張することが多いです。自分でできるリラクセーション法を体験し、心と身体の緊張を和らげリラックスした心地よさを感じてみましょう。

 

<交流集会・意見交換の場>

交流集会:委員会企画〇現地開催のみ

    「ACPファシリテートについて語ろう」

    日本エンドオブライフケア学会ACP推進委員会

委員会ではACPファシリテートについて文献レビューを行い、研究を行ってきました。参加者との意見交換でわが国のACPファシリテートの構築や普及について考えていきます。

 

交流集会:委員会企画現地開催のみ

  「エンドオブライフに関する研究を行う上での倫理的課題について考えてみましょう!」

   日本エンドオブライフケア学会倫理委員会

エンドオブライフケアに関する研究をすすめていくうえで、考慮すべき倫理的課題について、適切な方法を皆さんと考えていきます。ぜひ、皆さん、身近な事例をもとに演題発表や論文投稿を目指してください。

 

ランチョンセミナー1:☆

   「包括的BPSDケアシステム®を活用したエンドオブライフケア」

                          下田工業株式会社

    内田陽子 群馬大学大学院保健学研究科

    田島玲子 グループホームあかつき訪問看護ステーション

認知症の行動・心理症状に対して包括的にアセスメント、ケア、評価を一体化した包括的BPSDケアシステム????のしくみ、活用例としてエンドオブライフケアの事例を紹介します。

 

ランチョンセミナー2:☆

   「認知症の人のACPのプロセス」

                        ライフシステム株式会社

    伊東美緒 群馬大学大学院保健学研究科

認知症の人の意思表現の特徴、それを引き出すコミュニケーション、そして意思の確認。認知症になる前からACPは必要ですが、認知症になってもACPは必要です。認知症になっても本人の意思を支援するためのACPについて考えていきます。

 日本エンドオブライフケア学会 第6回学術集会 (klar.co.jp)